1時間のしごと21

1時間のしごと作品番号2015012
12月12日(土)10:45-11:45 1時間
クレスター紙に水彩、ガッシュ
既存の物体に文字を書くというのは、なかなか暴力的な感じになるものだな~、と思った。
グラフィックデザイン(文字や画像や配色、レイアウトなどをあつかう情報伝達技術)的な文書を、彫刻や人形に挿入してみようという意図で描いてみたが、むしろその前段階の、鉛筆や水彩でフォルムを追っていくデッサン作業の方が面白いし気分がよかった。
文書を挿入するというテーマは多分「呪詛」につながり、特攻服のような鬱屈したイメージに連結するものだろう。
1時間のしごとは、アイデアを興してみるテストなので、やってみるといろんな発見がある。
今回は予想外に暴力的な、そして何か倒錯した性衝動みたいなものを暗示させる地点に行きついた。
これは本来意図したものではないが、将来何か悲劇的な物語を醸すのに役立つかもしれない。
 
2015年12月の「1時間のしごと」制作時間 7時間
2015年の「1時間のしごと」累計時間 18時間13分